こんなに違う!男の子と女の子の発達の違い

こんなに違う!男の子と女の子の発達の違い


大人になるとさまざまなシーンで男女差を感じることがありますよね。もちろん小さな子供にだって同じことがいえます。
特に幼児期の発達については、個人差はもちろん男女間でも大きな違いが見られることをご存知でしょうか?

ここでは、小さな子供のいるご家庭ではぜひ知っておいて欲しい、子供の男女での発達の違いについてご紹介します。

乳児期の男女差はあるの?

生まれたての赤ちゃんは、正直なところ「男の子か女の子かわからない」なんてことがよくあります。
髪の毛の量や体の大きさは個人差が非常に大きく、見た目に関してはあまり性別による違いは見られません。

しかし、触った感じはすでに男女差があります。女の子の体は柔らかくむちむちとした感触、男の子は骨太でがっしりした感触です。もちろん個人差はありますが、男女の赤ちゃんを抱き比べてみると一目瞭然の違いがあるのです。

また、一般的によくいわれる「男の子は体が弱い」ということも、統計上事実だということがわかっています。男の子は女の子の比べ消化器官や呼吸器系の病気が多く、ケガや事故も多いことがデータとして明らかになっています。
このため、昔から「男の子は育ちにくい」といわれているようです。生まれてくる赤ちゃんも、全体の割合で見ると男の子の方が少し多いのだそうです。

女の子は精神発達が早いってホント?

「女の子はしゃべるのが早い」「女の子はおませさんが多い」なんていうのも、よくいわれること。実際、女の子の精神発達は男の子より早い傾向にあるようです。
女の子は小さいうちからママや周囲の大人の真似をしたがるので、年齢より大人びた振る舞いをすることが多いのだといえます。

また、女の子は観察眼が鋭く他の人の気持ちを察する能力が高いこともわかっています。
女の子はまわりの子供の世話を焼いたり「小さな先生」として振舞うのが好きなため、男の子より成長が早いと感じられるのです。

ちなみに、男の子は対物志向が強く、男性ホルモンの影響により動くものが好きなので電車や車などの乗り物、ロボットなどのメカニックなおもちゃが好きな傾向にあります。
動き回って遊んだり、ミニカーを並べたりして空想遊びをすることも好きなので、「男の子はマイペース」とか「いつまでも幼い」なんて思われてしまうようです。

一見すると成長スピードに差があるように見え、男の子のママは焦りや不安を感じてしまいがち。
しかし、男の子と女の子では体や心の成長する時期、部位が異なるのだということを覚えておけば、あまり心配せずに済みそうですね。

男女の発達の違いは当然のもの

「男の子はいつまでも甘えん坊で困る」。男の子のママなら一度は言ってしまった経験のあるセリフかと思います。
実際、男の子は女の子より「ママっ子」である期間が長い傾向にあります。
思春期になって反抗的な態度を見せ始めても、男の子は本音ではママが大好き。逆に女の子は、小学校に入る頃には精神的に自立し始めるので、ここでも男女差が見られることになります。

覚えておきたいのは「男の子は発達が遅いのではなく、女の子とは違うペースで成長していく」のだということです。
女の子が自立していく時期に、男の子は仲間と徒党を組む楽しさを覚えていきます。女の子が現実的な思考を身につける時期に、男の子は根拠のない自信を持ち無茶をするようになっていきます。
しかしこれは、男女では脳や体のつくりが異なり、それぞれに合ったペースでそれぞれの成長をしているだけなのです。

子供の成長には個人差と男女差、家庭環境の差などが複雑に絡み合って影響するので、一概に比べることはできません。
育児本や平均的なデータを参考にするのは良いのですが、平均値はあくまでも「平均」であり、全ての子供に当てはまるものではないことを意識しておきましょう。

参考

ベネッセ